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「車を売るなら」ではなく「良心を売るならビッグモーター」にしよう



自動車の販売、買い取り、車検、修理、損害保険、板金塗装、リースなどを全国各地の店舗で行っている、ビッグモーターという会社があります。

テレビなどを見ていると、「車を売るならビッグモーター」というキャッチコピーのCMがよく放送されていたので、自動車にあまり興味がない方でも、知っているのではないかと思います。

このビッグモーターが自動車保険の保険金を不正請求していた問題が、大きな話題になっているのです。

例えばゴルフボールの入った靴下を振り回し、自動車のボディーを故意に傷付け、自動車保険の保険金を水増し請求していたようです。

外部の弁護士による調査委員会が約2,700件を検証したところ、不適切な行為が疑われたのは4割以上に上りました。

また全国34の修理工場で不適切な行為が確認されたので、一部の社員だけが行っていた訳ではないようです。

この背景について法律や経済の専門家などは、厳しいノルマと成果至上主義を挙げています。

令和5年(2023年)7月20日の日刊ゲンダイを読んでいたら、それを上手く説明してくれる記事を見つけました、

記事のタイトルはビッグモーター不正の裏で“三菱商事超え”の年収に驚愕…営業職で4607万円の好待遇もになりますが、内容の一部を紹介すると次のようになります。

『同社について驚かれるのは、社員の好待遇ぶりだ。
 
《年齢、社歴に関係なく実力のある人を抜擢します。実力次第で3000万円以上稼ぐことのできる環境です。頑張り次第で認められる、チャンスが多い職場です》(同社ホームページから)

実際、具体的な収入例として、「営業職 年収2237万円」「整備士 年収946万円」「営業職(店長) 年収4607万円」「整備士(工場長) 年収1494万円」といった数字が挙げられている。

同社営業職の約半数は年収1000万円超えで、人によっては、昨今の好業績で社員の平均年収が増加している三菱商事(平均年収1939万円、平均年齢42.9歳)をはじめとする大手商社並みか、それを上回る高賃金だ。

だが、この問題で外部専門家から構成される特別調査委員会の調査報告書によると、同社は事故車両1台あたりの修理から得られる粗利を14万円前後というノルマを設定。

本来、車両の損傷状況に応じて行われる修理に、収益目標を設定していたことにより、同社の全国の工場で不正が日常的に行われていた可能性が高い』

以上のようになりますが、この記事を読んでみると、車両の損傷状況に応じて行われる修理に、高いノルマを設定していた事がわかります。

またノルマを達成できれば、1,000万円を超えるような年収を手にできる成果至上主義だったので、不正が日常的に行われていた可能性があるようです。

確かに高給を手にできるのは魅力的ですが、不正を繰り返すたびに良心が痛んでくるため、精神が不安的になりそうな気がします。

それでもビッグモーターの社員の方は、不正を繰り返したのですから、精神が不安的にならないように、良心をビッグモーターに売り渡した可能性があります。

これが事実だとしたら、「車を売るならビッグモーター」ではなく、「良心を売るならビッグモーター」にした方が良いと思います。
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  1. 2023/08/01(火) 20:28:06|
  2. 政治・経済