

発達障害を専門にしている精神科医の、YouTubeの動画を見ていたら、高速道路などで発生した煽り運転の要因について解説していました。
その精神科医によると煽り運転を引き起こす方は、発達障害のひとつである、ADHD(注意欠如、多動症)の可能性が高いようです。
そのためカッとなって頭に血が上ると、
感情をコントロールできなくなるため、高速道路の真ん中に相手の自動車を停めさせるような、危険な行為をするという訳です。
このような行為をすると、時速100キロを超えるくらいのスピードで走ってきた自動車に、追突される可能性があります。
また高速で走る自動車に追突されたら、煽られた側だけでなく、煽った当人も死んでしまうのです。
自分の命を失ってしまう危険な行為を、
なぜ何度も繰り返すのだろうか?という疑問を、ずっと感じてきました。
これについては様々な識者の方が分析しておりますが、個人的にはADHDによって感情をコントロールできないという、上記のような精神科医の分析がもっとも納得できました。
また精神科医の分析が正しいのなら、煽り運転の犯人に何らかの罰を与えたり、煽り運転の犯人を免停にしたりするだけでは、不十分ではないかと思うのです。
その理由として自動車の運転ができなくなったとしても、運転時以外の場面で感情をコントロールできなくなり、相手を危険な目に遭わせてしまう可能性があるからです。
こういった事態が起きないようにするためには、煽り運転の犯人に何らかの罰を与えたり、煽り運転の犯人を免停にしたりするだけでなく、
適切な診療を受けさせる必要があると思います。
YouTubeの動画を通じて、発達障害について興味を持ったので、更に調べてみたら、次のような特徴のあるASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)という発達障害があるのを知りました。
・相手の立場に立って物事を考えるのが苦手である
・周囲を怒らせてしまう場合が多い
・空気を読むのが苦手である
こういったASDの特徴を見ていたら、醤油さしや湯呑などをペロペロしたり、お寿司に消毒スプレーを噴射したりして、飲食店などを困らせる、いわゆる外食テロを思い出したのです。
その理由として飲食店の立場になって物事を考える事ができたら、外食テロのような迷惑行為は、絶対にやらないと思うからです。
また外食テロを起こした犯人の謝罪動画を見たら、飲食店や家族などに迷惑をかけたにもかかわらず、きちんと謝罪しようという意思が感じられなかったため、
関係者を怒らせてしまうと思ったからです。
こういった外食テロの犯人には、煽り運転の犯人と同じように、何らかの罰を与えるだけでなく、適切な診療を受けさせる必要があると思います。
そうしなければ同じ過ちを、再び繰り返すだけでなく、学校や職場などの飲食店以外の場所で、トラブルを引き起こす可能性があるのです。
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- 2023/03/14(火) 20:14:02|
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