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知識を上手く活用する「上級国民」、マスコミに振り回される「下流国民」



かなり前に税務署員だけのヒミツの節税術(著:大村大次郎)という本を読んでいたら、税務職員は普通の会社員より、なぜか扶養家族が多いという話が掲載されておりました。

この興味深い理由について解説した部分を紹介すると、次のようになっております。

『税務署員は、「扶養控除」を最大限に使っているということです。扶養家族が増えれば、扶養控除が増えますからね。その分、税金が安くなるわけです。

税務署員は、どういうものが扶養控除になるかをよく知っております。そして、扶養控除にできる範囲というのは、世間で思われているよりかなり広いのです』

以上のようになりますが、年末調整や確定申告の際に「扶養控除」を受けると、その分だけ課税所得が低くなるため、所得税や住民税などの税金が安くなります。

また税務職員は当然に、扶養控除を受けられる親族(6親等内の血族および3親等内の姻族)の中に、どのような方が含まれるのかを、詳しく知っているため、漏れなく扶養控除を受けているという訳です。

おそらく離れて住んでいる両親や祖父母などを扶養家族にして、扶養控除を受けていると推測されます。

こういった話を聞いた時の反応としては、次のような二つに分かれると思います。

・「自分達だけ得するのはズルい」というように、税務職員に対して批判的な意見を述べる方

・「真似できないのかを調べてみよう」というように、税務職員の節税法を参考にする方

批判的したところで何も得るものはないので、個人的には後者の方のように、税務職員の節税法を参考にします。

また豊かな人生を送るには、税務職員のように知識を上手く活用する事が、大切になってくると思うのです。

ところで令和3年(2021年)3月の終わり頃、厚生労働省の職員20人余りが、飲食店の営業を午後9時までに短縮するよう東京都が要請する中、深夜まで送別会を開催していた事が、大きな話題になりました。

この件について紹介したニュースサイトの記事の、コメント欄を読んでいたら、次のような対照的な方を見かけました。

・「皆と同じように、きちんと自粛しろ」というように、厚生労働省の職員に対して批判的な意見を述べる方

・「新型コロナは恐ろしいウィルスではない事を、証明してくれてありがとう」というように、厚生労働省の職員に対して賞賛的な意見を述べる方

最初に後者の意見を目にした時、皮肉でコメントしていると思ったのですが、改めて考えてみると意外と真面目に、コメントしている可能性があるのです。

その理由として厚生労働省の幹部クラスの方は、東大などの優秀な大学を卒業し、一般の日本人より新型コロナに関する知識を持っている、いわゆる「上級国民」になります。

こういった方が送別会の開催を了承していたという事は、新型コロナは恐ろしいウィルスではないという証明になるため、賞賛的な意見を述べるのは、皮肉ではないと思うのです。

もし新型コロナは恐ろしいウィルスだと認識していたら、または飲食店は危険だと認識していたら、送別会の開催を了承しないはずです。

このように厚生労働省の幹部という上級国民は、新型コロナに関する知識を上手く活用して、人生を楽しんでいるのです。

税金に関する知識を上手く活用し、無駄な税金を支払わない税務署の職員と、やっている事は同じだと思います。

それに対して不安を煽るマスコミに振り回されている下流国民は、「皆と同じように、きちんと自粛しろ」というように、お互いに同調圧力をかけて、生きづらい社会を作り、人生をつまらなくしているのです。

各人が新型コロナに関する正しい知識を身に付ければ、不安を煽るマスコミに振り回されなくなります。

また不安を煽るマスコミに振り回されなくなれば、コロナ禍でも人生をもっと楽しめると思うのです。
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  1. 2021/05/03(月) 20:03:07|
  2. 政治・経済