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病気治療と予言で新型コロナに立ち向かうのが、宗教の役割ですよね?



令和2年(2020年)5月14日のダイヤモンド・オンラインを読んでいたら、コロナいじめで暴走する自粛ポリス、潔癖すぎる日本人の「いつか来た道」と題した記事が掲載されておりましたが、一部を紹介すると次のようになります。

『日本人が世界一清潔だということは、よくいわれる。手洗い、うがいが普段から習慣になっていることに加えて、家では靴を脱ぐし、よく入浴をする。

このように、世界でも珍しいほどの高い衛生観念が、今回のコロナの致死率の低さにも影響しているのではないかといわれる』

『誇らしげな気持ちになっている人たちも多いだろうが、物事には何でもいい面と悪い面がある。潔癖ということは裏を返せば、「不潔」「不浄」を忌み嫌い、時には差別や攻撃の対象とするということでもあるのだ。

古来から日本人は、死や疫病を「穢れ」として忌み嫌ってきた。それが世界でも異常なほどの「清潔な国」をつくり、高い公衆衛生を実現してきた反面、「隔離」をされた病人を徹底的に排除をしなくては気がすまない、という強迫観念に繋がっている側面はないか』

以上のようになりますが、新型コロナウイルスの感染者や、その家族に対する嫌がらせ、または医療従事者への誹謗中傷が増えているというニュースを、テレビなどで見かけます。

これについて冒頭で紹介した記事は、日本人は古来から死や疫病を、「穢れ(けがれ)」として忌み嫌ってきたからだと分析しております。

なかなか興味深い分析だと思ったので、この穢れについて調べてみると、日本の土着の宗教である神道と、深く関係している事がわかりました。

また神道では穢れを取り除くために「祓い(はらい)」、いわゆるお祓いを行ってきたのです。

代表的なのは6月30日と12月31日に、半年間の穢れを取り除くために実施される、「大祓(おおはらえ)」になります。

このように日本人は死や疫病を、穢れとして忌み嫌ってきたのですが、祓いという穢れを取り除くための手段を準備していたため、救われる道があったのです。

つまり穢れと祓いはセットで存在してきたのですが、現在の日本人は穢れを忌み嫌う精神だけを残し、救済のための祓いは忘れてしまったのです。

もし救済のための祓いを行う習慣が、生活の中に残っていたとしたら、新型コロナウイルスの感染者や、その家族に対する嫌がらせ、または医療従事者への誹謗中傷は、緩和されたのではないかと思います。

なお古代の日本人は、心身の穢れ(気枯れ)によって、生命力が弱くなるため、病気になると考えておりました。

そのため祓いによって穢れが取り除かれ、気が充実すれば、病気が治ると思っていたのです。

祓いによって病気が治るなんて、ずいぶんとオカルト的な発想だと思うかもしれません。

しかし新約聖書を読んでみると、イエス・キリストは様々な病気を治しております。

また明治から昭和に誕生した新興宗教は、病気治療によって信者を獲得してきたため、宗教と病気治療は身近なものだったのです。

この新興宗教の中には、現在でも残っているものがありますが、新型コロナウイルスの感染に怯え、人が集まる集会などを中止しております。

こんな情けない状態だと、日本人の宗教離れは、更に加速していくのではないかと思うのです。

ところで何か大きな事件が起きると、それを予言していたという占い師、霊能力者、宗教の教祖などが登場します。

しかし新型コロナウイルスの問題が発生した際には、そのような話を聞いておりません。

もし例えば宗教の教祖が、新型コロナウイルスの発生を予言していたとしたら、事前にマスクを爆買いして、信者に配布すると思います。

また爆買いしたマスクを、医療関係者などに寄付するはずなので、やっぱり誰も予言していなかったと思います。

現在は昔より医療技術が発展したため、病気治療という宗教の役割は、すでに終わったのかもしれません。

一方で現在の科学では、地震さえも予測できないのですから、予言という宗教の役割は、まだ残っていると思うのです。
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  1. 2020/05/23(土) 20:32:17|
  2. 心理学・占い