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ルパン三世は「北野映画+格ゲー」で、海外での成功を狙っているのか?



平成30年(2018年)4月4日から、毎週火曜日の25:29~25:59に日本テレビで、ルパン三世のテレビシリーズの最新作である、「PART5」が放送されております。

また平成28年(2016年)10月7日から、毎週金曜日の17:30~18:00に千葉テレビで、ルパン三世のテレビシリーズが、「PART1」から再放送されております。

なおルパン三世のテレビシリーズが始まったのは、昭和46年(1971年)になりますから、「PART1」と「PART5」との間には、46年もの歳月が流れているようです。

子供の頃に見ていた印象だと、ルパン三世のアニメシリーズで変化があったのは、ルパンのジャケットの色だけと思っておりました。

しかし大人になってから改めて、過去と最新のルパン三世を見比べてみると、様々な点で変化している事がわかったのです。

例えばルパンが銭形警部を呼ぶ時には、「銭形のとっつぁん」と言うのが一般的ですが、初期の頃は「銭形のダンナ」と言っております。

また五ェ門は「女性が弱点」という、キャラクター設定になっておりますが、初期の頃はそのような設定はなかったと思います。

それ以前に「PART1」はかなり渋い声の、浪曲師のような声優さんが五ェ門をやっておりますから、かなり違和感を覚えるのです。

個人的にルパン三世のアニメシリーズで、もっとも変化したと思ったのは、ルパン、次元、五ェ門などの殺人シーンです。

これらのキャラクターは「PART1」では、誰でもお構いなしに、銃や刀で殺しているような印象があります。

しかし「PART2」以降になると、できるだけ人殺しを避けるようになります。

もちろん極悪人であれば、また正当防衛のために、銃や刀で殺してしまう事もあるのですが、雑魚キャラであれば頭や腹を叩いて、気絶させるだけで済ませてしまうのです。

このように人殺しを避けるようになったのは、「大人向けのアニメ」という開始当初の路線が支持されなかったため、対象年齢を下げるという路線変更を実施した事が、影響を与えている気がするのです。

ところが「PART5」になると一転して、「PART1」に原点回帰したように、誰でもお構いなしに銃や刀で殺しているのです。

しかも殺し方が残忍なため、「北野映画」の「アウトレイジ」を見た時と似たような恐怖感を覚えます。

また個性的な敵キャラとの1対1の格闘シーンが、かなり多くなったような印象があり、まるで「格ゲー(対戦型格闘ゲーム)」を見ているような感じです。

この「北野映画」と「格ゲー」はどちらも、日本国内よりも海外で評価が高いものです。

例えば格ゲーは日本国内だけを見ると、かつてのような人気はないのですが、海外では数千万円もの賞金が出るような大会が、現在でも開催されており、またプロとして生活する方もいるようです。

ですから「PART5」のルパン三世は、日本国内よりも海外での成功を、狙っているのではないか?という印象を持ちました。

ただ個人的にはできるだけ人殺しをしない、心やさしいルパンの方が親しみを感じるのです。
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  1. 2018/06/15(金) 20:29:07|
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