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芸人が週刊文春の読者を下品だと批判するのは、自らの首を絞める行為  



少し前に新聞を読んでいたら、最近のテレビは芸能人がバカ騒ぎしているだけのくだらない番組が多いという意見が、読者投稿欄に掲載されておりました。

この意見を投稿した方は、そういった番組に嫌気が差し、ニュース番組やドキュメンタリー番組しか見なくなったそうです。

またくだらない番組ばかりを作るテレビ局を、視聴者の事がわかっていない愚か者だと批判しておりました。

この意見に共感した方は多かったようで、その後も同じような意見を投稿する方が相次ぎました。

個人的にも共感できる意見だと思い、記憶に残っていたのですが、残念ながらそういった番組は、今後も続いていくと思います。

その理由として芸能人がバカ騒ぎするだけの番組を、面白いと思っている視聴者が一定数はおり、テレビ局はそういった方の期待に応えるために、番組を作っているからです。

つまりテレビ局が愚かなのではなく、愚かな視聴者がいるから、そのレベルに合わせた番組が作られ続けるのです。

もし芸能人がバカ騒ぎするだけの番組を、皆がくだらないと考え、視聴率が低迷していけば、そういった番組は消滅していくと思います。

しかし今のところは消滅していないのですから、現状のテレビ番組に満足している方が多数派で、冒頭に記載した新聞の読者のような方は、少数派なのではないでしょうか?

ところで週刊文春に不倫疑惑の記事が掲載された事を受け、平成30年(2018年)1月19日に、音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、引退会見を行いました。

他の芸能人の不倫報道の時には、芸能人の側を批判する声が多かったように感じますが、今回は週刊文春の側を批判する声の方が多いような印象があり、風向きが変わってきたような感じがします。

そういった批判の中で、もっとも説得力があると思ったのは、ある芸人さんがブログに記載していたものです。

その内容とは週刊文春が諸悪の根源なのではなく、下品なものに興味を感じる日本人の国民性が、諸悪の根源であるというものです。

確かにその通りであり、芸能人の不倫に興味を感じる下品な国民がいるからこそ、週刊文春は発行部数を伸ばすために、そのような記事ばかりを掲載するのだと思います。

つまり視聴者の期待に応えるため、芸能人がバカ騒ぎするだけの番組が作られるのと、構造的に似ております。

ただこの芸人さんの発言に違和感を覚える点もあり、それは下品なものに興味を感じる国民性があるからこそ、芸能人がバカ騒ぎするだけのくだらない番組が続くのであり、そういう番組があるからこそ、芸人さんは生活ができているのです。

ですから芸人さんが、日本人の中にある下品な部分を批判するのは、自らの首を絞める行為だと思います。

もしニュース番組やドキュメンタリー番組しか見ない、冒頭に記載した新聞の読者のような上品な国民ばかりになったら、芸人さんの多くは廃業するしかありません。

テレビなどを見ていると「水とともに生きる」という、某有名企業のコーポレートメッセージが放送されております。

日本人の中にある下品な部分を批判するのは、文化人にまかせておけば良いのであり、芸人さんはこのコーポレートメッセージを真似して、「下品とともに生きる」で良いと思うのです。
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  1. 2018/01/22(月) 20:03:19|
  2. テレビ・ラジオ