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景気対策でヘリコプターからお金をばら撒くなら歓楽街の周辺にしよう



最近経済のニュースを見ていると、「ヘリコプターマネー」という用語がよく登場します。

この言葉を聞いて最初に思い浮かんだのは、ヘリコプターに乗った麻生財務大臣が上空から、「そこの庶民ども、今からお金をばら撒くから、好きなだけ拾いやがれ」と叫んだ後に地上に向かって、お札をばら撒く光景です(笑)。

安倍総理や日銀の黒田総裁より麻生財務大臣の方が、お金を持っていそうなイメージがあるので、こういう仕事は麻生財務大臣が適任だと思ったのです。

そういえば数年間に上映された、「相棒シリーズ X DAY」という映画を見た時、沢山のお札が都心の中を舞うシーンがありました。

きっと地上では、あのシーンと同じような光景が広がる事になり、お札を拾った方はポケットやバッグの中に、急いで詰め込むはずです。

そんな楽しいイベントはいつ、どこでやるの?と思い、検索して調べてみたら、ヘリコプターマネーは比喩という事に、すぐ気が付きました。

つまりヘリコプターマネーとは、ヘリコプターから市中にお金をばら撒くように、政府や日銀が国民に対してお金を配る政策であり、本当にヘリコプターから、お金をばら撒く政策ではないようです。

またばら撒くお金は、政府が無利子で無期限の国債を発行して、それを日銀に買い取らせる事により、調達するようです。

もしこの方法でお金を調達するとしたら、日銀の「異次元の金融緩和」によって、すでに同様の事が実施されているので、特に目新しい事はありません。

また国民にお金を配るという政策も、平成11年に実施された「地域振興券」から、最近実際された3万円の「高齢者向け給付金」に至るまで、同様の政策が何度も実施されており、 特に目新しい事はありません。

確か麻生財務大臣も総理だった時に、1万2,000円の「定額給付金」を、国民に配っていた記憶があります。

こういった政策を繰り返してきたにもかかわらず、景気は良くなっていないのですから、本当にヘリコプターからお金をばら撒くという大胆な政策を、試しにやった方が良いと思うのです。

海外から批判を受けたら、「えっ、ヘリコプターマネーって名前の通り、ヘリコプターからお金をばら撒く政策じゃないの?勘違いしていました」と、麻生財務大臣にすっとぼけてもらいます(笑)。

ただそれでも景気はよくならないのではないかという、悲観的な気持ちもあります。

その理由としてヘリコプターからばら撒かれたお金を拾った方は、その瞬間は興奮して、このお金は何に使おうかと、様々な想像を巡らすと思います。

しかし家に帰って冷静になると、子供の教育費が心配、老後が心配、介護が心配と、現実的な問題が頭を巡り始め、その結果として「無駄遣いは止めて、これらに備えて貯金しておこう」という考えに、行き着きそうな感じがするからです。

つまり社会保障を充実させ、教育費、老後、介護などの心配が少なくならないと、国民の財布の紐は堅いままであり、いくらお金をばら撒いても、消費に回らない感じがするのです。

ですから景気対策でヘリコプターからお金をばら撒くなら、歓楽街の周辺が良いと、けっこうマジメに考えております。

この辺りを歩いている方は、酒に酔って気持ちが大きくなっており、またもともと大金を使うつもりでおりますから、きっと手にしたお金を、すぐに消費に回すと思うのです。

つまり拾ったら即消費に回りそうな、誘惑の多い場所にお金をばら撒くのが、もっとも効率的な景気対策になると、密かに妄想しております。
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  1. 2016/07/22(金) 19:15:05|
  2. 政治・経済