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「支持政党なし」の投票方法を参考にした「日本平均党」はどうだろうか?



平成28年(2016年)7月10日に、第24回の参議院議員通常選挙が実施されました。

その結果はマスコミが予想した通り与党の大勝で、本当につまらない選挙だったと思います。

またこのような結果になったのは、与党が支持されたというよりも、特に魅力的な野党がなかったからだと思います。

そんな野党の中で異彩を放っていたのは、実業家の佐野秀光さんが代表を務める、「支持政党なし」です。

支持政党なしは比例区では、64万7071票も獲得しましたが、擁立した2名とも落選しました。

また選挙区についても、擁立した8名全員が落選という、残念な結果になりました。

ただ横一列に支持政党なしと書かれたポスターが並んだ光景は、マスコミで頻繁に取り上げられ、かなり話題になっていたので、議席は獲得できませんでしたが、日本の政界に爪痕を残す事ができたと思うのです。

この支持政党なしはどんな政策を掲げているのか調べてみると、あえて「政策一切なし」にしているようです。

その代わりに、すべての法案の賛否を、インターネット上で党員に質問し、党員は賛成か反対かを選んで送信します。

支持政党なしの議員は、その結果に基づき、国会で賛成か反対かに投票するのです。

なかなか面白いアイデアだと思ったのですが、実際にこれを実現するのは、かなり難しいのではないでしょうか?

その理由として法案というのは、専門知識がないと理解できないものがあり、またすべての法案に目を通すほど、時間に余裕がある方は少ないと思うのです。

そのため法案の内容を十分に理解せず、なんとなく雰囲気で、賛成か反対かを選んで送信する事になります。

このように十分に理解しないで送信していると、イギリスのEU離脱の国民投票と同じように、結果がきまった後に、後悔する党員が出てくると思うのです。

ところで「恋愛ソングの女王」と呼ばれている西野カナさんは、作詞をする時、複数の女性にアンケートをとり、そのアンケートから導き出された平均値を、歌詞にしているそうです。

そのため歌詞の内容に偏りがなくなり、誰が聴いても共感できる歌詞が完成するのです。

私はこのアイデアを政治にも利用すれば、 「最大多数の最大幸福」が実現すると妄想しております。

例えば法案に対して賛成か反対かに投票する前に、その法案に関したアンケートを実施して、またはすでに誰かが実施したアンケートの結果を集め、日本人の意識の平均値を導き出します。

そして平均的な意識の日本人であれば、賛成か反対のどちらに投票するかを考え、それが決まったら実際に投票するのです。

自分がやりたい事ではなく、日本人の意識の平均値に沿って投票する事を公約にしますから、おそらく党名は「日本平均党」か、「日本分析党」になると思います。

すでに誰かが実施したアンケートの結果を活用すれば、党員の負担は減るし、また平均的な意見に沿った投票であれば、大満足はできないけれども、不満も少なくなります。

そのため日本平均党(日本分析党)は、政治的な主義主張が特にない方には、ある程度は支持してもらえると思うのです。
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  1. 2016/07/15(金) 20:15:42|
  2. 政治・経済