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「貧乏という生き方」は心と行動の自由を取り戻す事ができる一冊



先日貧乏という生き方(著:川上卓也)という本を読みましたが、お金に関する事で悩まずに生きていくためには、収入を大きく増やすか、少ない収入で生活できるようにするかの、いずれしかないと思うのです。

この本は後者の少ない収入で生活できるようにする方法、しかも誰でも楽しくできる方法を紹介しておりますが、特に気になった部分を紹介すると次のようになります。

(1)心を豊かにしてくれる食事
外食をするとお金がかかりますので、貧乏人の食事は自炊が中心になりますが、貧乏という生き方には次のような内容が記載されており、とても参考になりました。

・米を土鍋で美味しく炊く方法と、それが余ってしまった場合の乾米(ほしいい)の作り方
・ニンニク醤油、ネギ油、ニンニク油、鰹出汁などの調味料の作り方
・塩漬け肉の作り方
・小麦粉を使った料理(ひっつみ、麺類、ひらやーち、ホットケーキなど)
の作り方
・納豆に入れる調味料の選び方、納豆の購入戦略、納豆の作り方

しかしこのような自炊を行なうのは、お金がないからという理由だけではなく、次のような理由があるからのようです。

『貧乏な食事というと、カップラーメン、コンビニ弁当、菓子パン1個、閉店間際の処分品などを連想されがちですけれど、そんな食生活を続けていたのでは貧乏が苦しいものになってしまいます。

喰うことは生きることですから、食生活で満たされるのが腹だけというのでは、心の中に寒風が吹き荒むことに。貧乏を楽しく生き抜くには食べる楽しさ、心を豊かにしてくれるような食事が不可欠なのです』

(2)憧れの無冷蔵庫生活
著者の川上さんは無駄なものを徹底的に捨てて、必要最小限のもので生活しているそうですが、無駄なものがなくなれば広い部屋に住む必要がなくなり、家賃を節約できるという訳です。

最終的にはテレビも捨ててしまったそうですが、貧乏という生き方を読むと次のような理由で、どうしても冷蔵庫だけは捨てられないと記載されておりました。

『しかしまあ、こうなりますとなれば、どうしても切り離せないように思えるのが冷蔵庫。こいつさえ無くすことが叶えば、月々の電気代は半分以下になるでしょう。独り身ならば、月30キロワットアワーを目指すことすら可能なのです。

けれど、安いときにまとめ買いをして保存しておくという小技には冷蔵庫が頼りになりますし、幸運にも大量の肉を貰えたときなどは、小分け冷凍をして大切に使いたいというのが心情です』

しかしテレビと同じように、いつか冷蔵庫も捨ててしまいたいという事で、冷蔵庫のいらない保存食を探しているそうですが、現段階では次のように缶詰が、無冷蔵庫生活を実現するための、一番の助けになるとしております。

『もし、乾物に変わる安価で種類の豊富な保存食さえ見つかれば、冷蔵庫の無い暮らしも夢ではありません。ああ、なにか…あるかもしれませんよ。

現代における保存食、文明が生んだ常温保存可能な食材。缶詰という保存食があるではありませんか。乾物ならぬ缶物(かんぶつ)、音までそっくりです』

しかし缶詰だけを食べていては、冷蔵庫の電気代より高くなってしまいますので、次のような工夫が必要だとしております。

『とはいえ、これら缶詰だけではどうしても食費が嵩んでしまいますから、常温で保存できる野菜や比較的安価な乾物、それに調味料を組み合わせることで、缶詰比率を下げ、1缶を水増しさせる必要があるのです』

(3)トリスと低額煙草
貧乏生活をしていても、お酒や煙草は楽しむべきだとしておりますが、お酒は格安で飲める、サントリーのトリスが良いとしております。

また煙草は「エコー」、「わかば」「しんせい」、「ゴールデンバット」などの、低額煙草が良いとしておりますが、貧乏という生き方を読むと次のような、ゴールデンバットをキセルで吸うという、面白い楽しみ方が記載されております。

『このゴールデンバットに乗り換えるだけでもかなりのコスト削減になりますが、こいつをキセルで吸うとなると、さらに輪をかけてコスト削減になるからすごい。

僕もキセルを愛用してますが、キセルのおかげで1日に2箱吸っていた煙草が3日で1箱になるというとんでもないコスト削減につながったから面白いではありませんか』

『キセルで煙草を吸う場合、ハサミで1センチくらいに切ってから雁首に詰めます。これに火を着け、ぷかー。火をつけるには、できれば煙草盆を用意して火入れで着けたいところですけれど、外出先ではマッチが似合います』

以上のようになりますが、少ない収入で生活できるようになれば、あくせくと長時間に渡って働く必要がなくなり、心の自由を取り戻す事ができます。

また少ない収入で生活できるようになれば、今の仕事が嫌になったり、他にやりたい仕事が見つかったりした時に、躊躇する事なく転職できる、つまり行動の自由を取り戻す事ができます。

そう考えると貧乏という生き方は、十分に生活できるだけの収入がある方が読んでも、役に立つのではないかと思いました。
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  1. 2015/09/27(日) 20:28:51|
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