FC2ブログ

『人生は「書くだけ」で動きだす』は書く事のメリットがわかる一冊



先日人生は「書くだけ」で動きだす(著:潮凪洋介)という本を読みましたが、この本には「書く事にどんなメリットがあるのか?」、「どうすれば人の心を引きつける文章が書けるのか?」、「書く事に行き詰った時にはどうすれば良いのか?」などについて記載されております。

個人的には書く事で日常生活の中に、どんなメリットが発生するのかについて記載した部分が、もっとも参考になったと思いましたが、特に気になった部分を紹介すると次のようになります。

(1)表現力が上がる
書く事と話す事は全く別のように考えてしまいますが、人生は「書くだけ」で動きだすを読むと次のように、書く事を繰り返していくうちに、話す時の表現力も上がるとしております。

『それは自分の気持ちを表現するのが苦手な人は、努力の割には成果や幸福感を得られない傾向が強いということです。

けれど、「書く」という習慣が身につくと、自分の考えが頭の中でまとまりやすくなるため、言いたいことが正確に相手の心に届き、相手の心を動かせるようになります。その能力を、書くことが鍛え、そして磨き上げてくれるのです』

『伝えたいことを全部伝えること。誤解なく伝えること。魅力的に伝えること。それが人生を変えていきます。

「書くこと」によって、これらは可能になります。頭の中で考えていることをまとめる力がつき、思ったことをすんなり口にすることができるようになるのです』

(2)本当に自分のやりたい事がわかる
就職活動を控えた学生さんの中には自分のやりたい事がわからず、心理テストを受けたり、キャリアカウンセラーなどに相談したりする方がおりますが、人生は「書くだけ」で動きだすには次のように、書く事でもやりたい事がわかると記載されております。

名曲を作ったアーティトが、突然メロディーが頭の中に降りてきたと口にするのを、何度も聞いた事がありますが、それと似たような経験なのではないかと思うのです。

『鼻歌交じりに、週末にやりたいこと、将来やれたらいいなと思うことを手帳に書いたり、友人に飲み会の案内を送ってみたりする。しかもたったの数行。この程度なら、もうすでにやっているのではありませんか?次はそのことを習慣化するのです。

ここでの「書く」という行為は、「本当の自分の心に耳を傾ける」「本当の自分の魂の訴えを知る」という行為そのものです。やがて、この習慣がゆるやかに、今のあなたに不足している「本当の自分の生き方」を気づかせてくれるのです。

「やらねばならないこと」ではなく「やりたいこと」、つまり自分の欲望や希望を拾う「受信機」を心の中に育むことができます』

(3)悩み事が解決する
悩み事で頭がいっぱいの時は、次のように書く事で解決すると、人生は「書くだけ」で動きだすに記載されておりました。

個人的には「メモを取るのは忘れるため」という言葉があるように、書く事によって悩み事をいったん、棚上げできるという効果があるのだと思うのです。

『悩んで悩んで仕方ないときは、その悩みの原因を実際に文字にしてみることです。実際に書いて文字で目にすると、悩みの全貌が明らかになります。

悩みの正体がはっきりしたならば、今度はその悩みを解決する方法、あるいはアイデアを、同じように文字にしてみればいいのです。それにより、あなたの「悩み」は思ったよりも早期に、そして具体的に「解決」に向かっていきます。

なぜ書くことで「悩み」が消え、そして解決していくのでしょうか?それは悩みの多くが、その正体がはっきりしないことで、その苦しみを大きくしているからです。

書くことによって、悩みの正体がはっきりします。それにより、問題は最短で解決されるのです。悩みの正体を具体化せずにモヤモヤと悩み続けるのは、時間の無駄です』

以上のようになりますが、書く事をテーマにした本というと一般的に、ブログやSNSをやっている方や、書く事を職業にしたい方を対象にしております。

ですからそういった方が役に立つ知識が記載されておりますが、人生は「書くだけ」で動きだすはそのような知識だけでなく、書く事を日常生活に役立てる知識も記載されているので、書く事をテーマにした本としては、異色の作品だと思いました。
関連記事

  1. 2015/07/29(水) 20:36:00|
  2. 本・雑誌