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災害が多かった令和元年の締めは、復興支援のために宝くじを購入しよう



令和元年(2019年)を振り返ってみると、特に千葉県は台風などの災害が多かったという印象があります。

また自宅の近所を散歩していると、屋根の上にブルーシートがかけられた家が、かなり残っているとわかるので、現在でも災害から復興したとは言えない状況が続いているのです。

こういった方をお金の面で支援する方法としては、自治体や日本赤十字などに対して、義援金を送る事だと思うのです。

例えば千葉県では令和2年(2019年)3月31日まで、「がんばろう!千葉 千葉県災害義援金」を受け付けております。

またふるさと納税を通じて、支援したい自治体に対して、寄付金を送るという方法もあります。

これらを利用すると所得控除のひとつである、「寄付金控除」を受けられる場合が多いため、税制面での優遇があるのです。

その他に災害を受けた地域の商品を、積極的に購入するという方法も考えられます。

もちろん通販で購入しても良いのですが、各地域にある道の駅や、JAが運営する農産物直売所などに行ってみると、新鮮なものが購入できたり、意外なものが発見できたりするので、通販よりも楽しいと思うのです。

ところで宝くじの中でも特に人気がある「年末ジャンボ宝くじ」が、令和元年(2019年)11月20日から、12月21日まで販売されております。

もし実際に当選したら、どのくらいの金額を、どのくらいの方がもらえるのかを調べてみたら、例えば1等(7億円)が23本、1等の前後賞(1億5,000万円)が46本、2等(1,000万円)が69本、3等(100万円)が2,300本でした。

周囲で当たったという話を、まったく聞いた事がないのですが、意外に高額当選者は多いとわかります。

ただ宝くじの当せん金額は、発売総額の5割に相当する額を超えてはならないと、法律に定められているため、宝くじの還元率は40~50%程度しかないのです。

例えば公営競技(競馬、競艇、競輪、オートレース)の還元率は70~85%程度、パチンコの還元率は80~85%程度と言われております。

パチンコと比較すると半分くらいですから、宝くじの還元率はかなり低いのです。

この理由について調べてみると、宝くじの売上の40%程度は、発売元である都道府県や20の指定都市へ納められ、公共事業などに使われているからのようです。

例えば少子高齢化対策、防災対策、公園整備、教育や社会福祉施設の建設改修などに、宝くじの売上が活用されているのです。

そうなると宝くじを購入する事は、冒頭で紹介した義援金やふるさと納税と同じように、復興支援になると考えられます。

普段はまったく宝くじを購入しないのですが、災害の多かった今年の締めは、復興支援という目的のために、久しぶりに宝くじを購入してみようと思います。

初めから復興支援という目的のために、宝くじを購入するなら、まったく当選しなくても、悔しい気持ちになりにくいと思うのです。

また社会貢献をしたという清々しい気持ちで、新年を迎えられるかもしれません。
  1. 2019/12/17(火) 02:25:17|
  2. 千葉県の話題

選挙に行かなかった7割の方は、森田知事に投票した方よりも反省しよう



令和元年(2019年)を振り返ってみると、千葉県に関係する政治家が、マスコミなどから批判を受けた1年だったような気がします。

そのひとりは4月に大臣を辞任(事実上の更迭)した、桜田義孝元国務大臣(東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)です。

この方は「息を吐くように失言する」と言っても過言ではないほど、失言を繰り返していた印象があります。

印象に残っているのは、「USBが何であるかもわからない」や、「USBは穴に入れるらしいですけれども、わからないので、官僚に聞いて下さい」などという失言です。

これらの失言をした当時の桜田さんは、サイバーセキュリティ担当の国務大臣を兼務しておりました。

それにもかかわらずUSBを知らないと言ってしまったのですから、印象に残ったのです。

この理由について調べてみたら、「私自身が仕事をしているのではなく、私を中心としたオールスタッフがいる」などという、桜田さんの弁明を見つけました。

つまりパソコンの得意なスタッフに、すべてを任せていたらしいのですが、USBくらい知っていても、おかしくはないと思うのです。

またこのような方を、サイバーセキュリティ担当の国務大臣にするという人事が、いい加減すぎると思います。

以前に新聞か何かで読んだのですが、自民党では選挙で当選した回数を、役職を決める時の一番の目安にしているそうです。

だからUSBも知らないような方が、サイバーセキュリティ担当の国務大臣になってしまったのだと思います。

このような人事の仕組みを変えないと、桜田さんと同じような国務大臣が、これからも誕生するかもしれません。

マスコミなどから批判を受けたもうひとりの政治家は、千葉県知事の森田健作さんです。

報道によると台風が直撃した翌日の午後3時頃に、森田知事は公用車に乗り込んで、県庁から約30キロも離れている、芝山町にある自宅に戻ったそうです。

森田知事は「私的な視察」という弁明をしておりますが、災害時に指揮を取るべき地方自治体の首長が、災害の翌日に私的な理由で県庁を離れてしまうのは、無責任ではないかと思います。

その他にマスコミは、年間の休日が151日、登庁しても勤務時間が1時間未満なのに、年間で2,464万円もの給与をもらっている点などで、森田知事を批判しております。

ところで森田知事が3回目の当選を果たした、平成29年(2017年)の千葉県知事選挙を振り返ってみると、千葉県議会議員を2期、浦安市長を5期18年務めた、松崎秀樹さんも立候補しておりました。

あまり盛り上がらない千葉県知事選挙ですが、このように地方行政の経験が豊富で、かつ森田知事を痛烈に批判していた、松崎さんという対抗馬が現れた事により、久しぶりに盛り上がると思ったのです。

そのため投票を済ませた後に、千葉テレビか何かの選挙速報をずっと見ていたのですが、森田知事が2位以下に大差をつけて、圧勝という結果になりました。

しかも目ぼしい対抗馬がいなかった前回の知事選挙を下回る、31.18%という投票率になったため、まったく盛り上がらなかったのです。

これだけ千葉県民の皆さんの、県政に対する関心が薄いと、森田知事でなくても、緊張感や労働意欲をなくし、慢心すると思います。

そうなると今回の台風の件で反省すべきなのは、森田知事に投票した方よりも、選挙に行かなかった7割の方ではないでしょうか?
  1. 2019/12/01(日) 20:40:14|
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