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「煽る車に乗るのはADHD、煽られる車に乗るのはASD」という仮説



発達障害を専門にしている精神科医の、ユーチューブの動画を見ていたら、車に乗っている時に煽り運転をする方は、発達障害のひとつであるADHD(注意欠如、多動症)の、可能性が高いと語っていました。

この精神科医は煽り運転をした方と会って、診察をした経験はないようなので、あくまでも仮説に過ぎないと思います。

ただ話の内容に説得力があったので、個人的には信憑性の高い仮説のように感じました。

またユーチューブの動画をきっかけにして、煽り運転やADHDについてインターネットで調べてみたら、興味深い記事を見つけました。

それは令和5年(2023年)4月2日の大人んサーに掲載された、あおり運転「後悔していない」5割超…「される方が悪い」「指導するために」と正当性を主張する声も 1200人調査で“実態”浮き彫りにという記事です。

この記事を読んでいた時に、特に気になった部分を紹介すると、次のようになります。

『近年、社会問題化している「あおり運転」。2020年6月施行の改正道路交通法で「妨害運転罪」が新設され、他の車両の通行を妨害する目的で、急な進路変更をしたり急ブレーキをしたりする行為は、「あおり運転」として厳しく処罰されることになりました。

しかし、現在もこうした危険な運転や、それによる交通事故はなくならず、ドライバーの安全を脅かし続けています。

そんな「あおり運転」について、弁護士ドットコム(東京都港区)が実態調査を実施。その結果を発表しました』

『では、なぜ“あおり運転”をしたのでしょうか。きっかけについて聞いてみると、最多となったのは「前の車のスピードが遅かった」で、58.7%という結果に。

以降、「急な車線変更で前に割り込まれた」(27.2%)、「向こうから先に“あおり運転”をされた」(8.5%)と続きました。

「“あおり運転”をしたことを後悔しているか」を聞くと、「後悔している」が43.5%、「後悔していない」が56.5%となり、「後悔していない」が半数を上回る結果となりました。

実際に“あおり運転”をしたことが「ある」と回答した人に、具体的なエピソードを聞いたところ(自由回答)、「“あおり運転”される方が悪いことが多い。早く進まないのであれば後ろに道を譲るべきだ」(福岡県・50代男性)、

「相手が危険な割り込みをしてきたため、指導するために追いかけた」(兵庫県・50代男性)などの声が』

以上のようになりますが、煽り運転を行った方の5割超は、「後悔していない」と回答しているのです。

このように後悔していないという事は、反省もしていないと思うので、同じような場面に遭遇したら、また煽ってしまう可能性が高いと思います。

ただ流れに乗っていない、マイペースな車に対してイライラするという話は、よく理解できるのです。

また「急な車線変更で前に割り込まれた」から頭にきたという話も、ある程度は理解できます。

こういった車を運転するドライバーは、次のような3つの特徴があると推測するのです。

・「流れに乗って運転した方が良い」という、暗黙のルールを理解できていない
・その場の空気(後ろにいる複数のドライバーが、イライラを感じている)が読めていない
・周囲に対する気配りや配慮が苦手である

また発達障害のひとつであるASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)の方は、このような特徴を持っているようです。

そうなると煽る車に乗るのはADHDという仮説だけでなく、煽られる車に乗るのはASDという仮説も、成り立つのかもしれません。
  1. 2023/05/02(火) 20:02:47|
  2. 心理学・占い

「煽り運転」や「外食テロ」の人が発達障害なら、罰だけでは解決しない



発達障害を専門にしている精神科医の、YouTubeの動画を見ていたら、高速道路などで発生した煽り運転の要因について解説していました。

その精神科医によると煽り運転を引き起こす方は、発達障害のひとつである、ADHD(注意欠如、多動症)の可能性が高いようです。

そのためカッとなって頭に血が上ると、感情をコントロールできなくなるため、高速道路の真ん中に相手の自動車を停めさせるような、危険な行為をするという訳です。

このような行為をすると、時速100キロを超えるくらいのスピードで走ってきた自動車に、追突される可能性があります。

また高速で走る自動車に追突されたら、煽られた側だけでなく、煽った当人も死んでしまうのです。

自分の命を失ってしまう危険な行為を、なぜ何度も繰り返すのだろうか?という疑問を、ずっと感じてきました。

これについては様々な識者の方が分析しておりますが、個人的にはADHDによって感情をコントロールできないという、上記のような精神科医の分析がもっとも納得できました。

また精神科医の分析が正しいのなら、煽り運転の犯人に何らかの罰を与えたり、煽り運転の犯人を免停にしたりするだけでは、不十分ではないかと思うのです。

その理由として自動車の運転ができなくなったとしても、運転時以外の場面で感情をコントロールできなくなり、相手を危険な目に遭わせてしまう可能性があるからです。

こういった事態が起きないようにするためには、煽り運転の犯人に何らかの罰を与えたり、煽り運転の犯人を免停にしたりするだけでなく、適切な診療を受けさせる必要があると思います。

YouTubeの動画を通じて、発達障害について興味を持ったので、更に調べてみたら、次のような特徴のあるASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)という発達障害があるのを知りました。

・相手の立場に立って物事を考えるのが苦手である
・周囲を怒らせてしまう場合が多い
・空気を読むのが苦手である

こういったASDの特徴を見ていたら、醤油さしや湯呑などをペロペロしたり、お寿司に消毒スプレーを噴射したりして、飲食店などを困らせる、いわゆる外食テロを思い出したのです。

その理由として飲食店の立場になって物事を考える事ができたら、外食テロのような迷惑行為は、絶対にやらないと思うからです。

また外食テロを起こした犯人の謝罪動画を見たら、飲食店や家族などに迷惑をかけたにもかかわらず、きちんと謝罪しようという意思が感じられなかったため、関係者を怒らせてしまうと思ったからです。

こういった外食テロの犯人には、煽り運転の犯人と同じように、何らかの罰を与えるだけでなく、適切な診療を受けさせる必要があると思います。

そうしなければ同じ過ちを、再び繰り返すだけでなく、学校や職場などの飲食店以外の場所で、トラブルを引き起こす可能性があるのです。
  1. 2023/03/14(火) 20:14:02|
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