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平成30年(2018年)の「今年の漢字」は、「私」になると予想する



日産自動車の再建で有名になった、カルロス・ゴーン前会長の逮捕が、世間を騒がせております。

現時点では有罪なのかはわかりませんが、日産自動車に「私宅」の購入費を負担させていたという話ですから、「私利私欲」のために会社を「私物化」し、「私腹」を肥やしていたのは間違いないようです。

また家族と旅行に行く費用も、日産自動車に負担させていたという話もあり、これは「公私混同」ですね。

世界を代表する経営者と言っても過言ではないのですから、罪を償った後は「無私」の心で、経営に取り組んでほしいと思います。

なぜだかカルロス・ゴーン前会長の事を考えていたら、「私」という漢字の入った言葉が、次々と頭の中に浮かんできました。

このような理由と、次のような出来事の発生により、年末になると発表される平成30年(2018年)の「今年の漢字」は、「私」になると予想するのです。

■4月は「私も運動」
平成29年(2017年)あたりから、セクハラや性的暴力の被害体験を、SNSで告白・共有する際に使用する「#MeeToo」が、注目を集めております。

また「#MeeToo」を使った運動の、発端になったセクハラを報道した、ニューヨーク・タイムズとザ・ニューヨーカーの記者が4月に、ピューリッツァー賞の公益報道部門に選ばれました。

このような「#MeeToo」を使った運動は、日本では「私も運動」と呼ばれているそうです。

■5月は「悪質タックル問題」、8月は「女子と多浪人の差別問題」
関西学院大学と日本大学のアメリカンフットボールの試合で、日本大学の選手が前監督の指示により、悪質なタックルを行っていた事が話題になりました。

また8月には東京医科大学が、女子受検生や3浪以上の男子受験生の点数を、意図的に減点していた事が話題になりました。

そのため今年は悪い意味で、様々な私立大学が、注目を集めた1年だったと思います。

■6月は「2018FIFAワールドカップ」
ロシアにおいて「2018FIFAワールドカップ」が開催され、日本中がサッカーに注目しました。

個人的にはサッカーに詳しくないので、日本代表の選手以外で知っているのは、アンファーのCMにかつて出演していた、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手くらいしかおりません。

このメッシという名前を見ていると、「滅私奉公(めっしぼうこう)」という、「私」の入った四字熟語が頭に思い浮かびませんか?…かなり強引ですね(笑)。

■7月は「オウム真理教の幹部の死刑執行」
地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教の幹部の死刑が、2回に分けて執行されました。

これにより被害に遭われた方の「私怨」が、少しは晴らされたのではないかと思います。

■10月は「安田純平さんの帰国」
シリアで武装勢力に拘束されていた、フリージャーナリストの安田純平さんが解放され、3年ぶりに帰国しました。

この安田さんは武装勢力が、帰国する直前に公開した動画で、「私の名前はウマル、韓国人です」という、謎のメッセージを発していたため、様々な憶測を呼びました。

以上のようになりますが、日本ボクシング連盟の山根前会長や、日本体操協会の塚原夫婦による、組織の「私物化」が話題になったのも、確か今年だったと思います。

そうなると予想が当たりそうな感じがしますが、あくまでも「私見」であり、「私意」ですので、参考程度にしておいて下さい。
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歴史は繰り返すが、残念ながら多くの人は、歴史が残した教訓を忘れる



富山国際大の学生6人が、平成30年(2018年)11月5日に富山駅前で、チョコレートパイ1000個以上を無料配布すると、ツイッターで告知したところ、大勢の人が殺到しました。

そのため現場ではゴミが散乱したり、駐車場のフェンスが破損したりするなどの、トラブルが発生したそうです。

今回の騒動を起こした学生さんが、どんな人物なのかは知りませんが、これだけの人々を集められるという事は、おそらく影響力のある人物なのだと思います。

その影響力をもっと建設的な目的のために、使えば良かったのではないかと思うと同時に、すっかり頭の中から消えていた、「帝銀事件」と「和歌山毒物カレー事件」を思い出しました。

帝銀事件とは昭和23年(1948年)1月に、厚生省技官と記載された名刺を持った男が、薬だと嘘をついて、銀行で働く行員などに青酸化合物を飲ませ、苦しんでいる隙に現金と小切手を盗んだという事件です。

また和歌山毒物カレー事件とは、平成10年(1998年)7月に行われた、夏祭りの際に提供されたカレーに、毒物が混入されていたという事件です。

どちらの事件についても犯人は逮捕されたのですが、前者の事件では12人の方が亡くなり、後者の事件では4人の方が亡くなるという、痛ましい被害が出ました。

そういえば昭和の後半には、自動販売機の出口や、その近くに置いてあった缶ジュースを飲んで、多くの方が立て続けに亡くなるという毒物事件も発生しました。

今回のチョコレートパイ騒動では、毒物は混入されていなかったようですが、1000個以上のチョコレートパイが配布されたのですから、もし毒物が混入されていたとしたら、帝銀事件や和歌山毒物カレー事件を超える被害者が出たかもしれません。

いずれにしろ帝銀事件や和歌山毒物カレー事件をはじめとする、毒物事件が発生したという歴史を、忘れずに覚えておきたいところです。

そうすれば見知らぬ誰かから、食べ物などを提供された時、またはどこかに飲み物が置いてあった時に、慎重な姿勢になるため、毒物の被害に遭うのを、防止できるのではないかと思うのです。

ただ残念ながら多くの人は歴史や、その歴史が残した教訓を、忘れてしまうため、同じような過ちを繰り返すのかもしれません。

もっとも今回のチョコレートパイ騒動の、現場を写した写真を見たら、制服を着た学生が多かったので、和歌山毒物カレー事件すら知らない世代の可能性があります。

しかしこういった世代であっても、例えば本を通じて、過去に起きた毒物事件について学んでいれば、チョコレートパイを無料配布するという話に警戒感を持ち、現場には行かなかったと思うのです。

ですから若者はスマホばかりをいじってないで、もっと本を読もうという結論になります。

個人的には過去に起きた毒物事件の話を知らなくても、チョコレートパイの無料配布には参加しなかったと思います。

その理由として日本には、「タダより高いものはない(人がタダで物をくれる時は、何か裏がある)」という、有名な言葉があるからです。

ですから歴史を学ぶと共に、先人達が残した名言も学べば、同じような過ちを繰り返すのを、更に回避できると思います。
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  1. 2018/11/15(木) 20:49:52|
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