人生は「職業選び」より、「テーマ選び」が大事だと感じた23年目の夏



平成30年(2018年)7月6日に、地下鉄サリン事件などで死刑が確定していた、オウム真理教の元幹部7人の死刑が執行されたそうです。

多くの方が犠牲になった地下鉄サリン事件が発生したのは、平成7年(1995年)3月2日になりますから、あれから23年目の夏に、一つの決着が付いた事になります。

死刑が執行された後には、その当時に新聞やテレビなどで、オウム真理教やサリンなどについて解説していたジャーナリスト、弁護士、謎の「○○評論家」の方が、死刑執行に関する感想を、新聞やテレビなどで発表しておりました。

それを見ていたらキャラが濃すぎるため、芸人などによく真似されていた、「横弁」こと「横山昭二弁護士」の事を思い出しました。

もし横弁さんが存命だったら、今回の死刑執行に関して、何かしらの感想を発表すると思っていたのですが、インターネットで調べたところ、10年くらい前に亡くなられたそうです。

しかも供述調書の横流しや、弁護士費用の着服疑惑のため、大阪弁護士会から除名の懲戒処分を受け、弁護士を廃業したそうなので、オウム真理教と関わりを持たなければ、もっと幸福な晩年を送れたのかもしれません。

その一方でオウム真理教と関わりを持った事により、その後の人生を好転させた方もおり、それは例えば立憲民主党に所属する参議院議員の「有田芳生」さんです。

有田さんは地下鉄サリン事件が発生した当時、オウム真理教に詳しいジャーナリストとして、テレビのワイドショー番組などに、ほぼ毎日のように出演しておりました。

これにより知名度を高めた事が、その後に政治家に転身する際に、かなりプラスに働いたと思うのです。

また有田さんが取材テーマのひとつに、オウム真理教を選んでいなかったら、テレビのワイドショー番組などに頻繁に出演できず、知名度を高めるチャンスは少なかったのですから、人生は「職業選び」より、「テーマ選び」が大事だと感じてしまうのです。

例えばジャーナリストの立花隆さんも、取材テーマのひとつに田中角栄元総理を選んだからこそ、他のジャーナリストより成功できたのではないかと思います。

テーマ選びが大事なのはジャーナリストだけでなく、芸人やアイドルも同じだと思うのです。

最近は芸人やアイドルの人数が多くなってしまい、昔よりも成功するのが難しくなっているようです。

そういった中で家電、鉄道、歴史、昆虫などの、いずれかのテーマについて、深い知識を持った芸人やアイドルは、生き残っているような印象があります。

もうテーマは出尽くしたと思っていたら、「iPhone芸人」という家電芸人よりも更にテーマを絞った方が、テレビやラジオなどに出演しておりました。

鉄道、歴史、昆虫などについても、更にテーマを絞っていけば、新たなテーマが生まれると思うのです。

特にフリーランスで生活したいという方は、このような芸人やアイドルのテーマ選びを参考にするべきであり、選択したテーマについて詳しい人材を求められる時代が、運良くやってきた場合には、有田さんのように成功できるかもしれません。

また一定の需要があり、ライバルの少ないテーマを選べば、有田さんのように成功できなくても、上記の芸人やアイドルのように、生き残っていけると思うのです。
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若者が中高年より自民党を支持するのは、兄弟姉妹の減少が背景にある



平成30年(2018年)6月24日に麻生財務相兼副総理が、新潟県新発田市で行った講演で、「10代、20代、30代前半、一番新聞読まない世代です。新聞読まない人たちは、全部自民党(支持)なんだ」と発言したのが話題になりました。

最近は新聞を見ていると、森友・加計問題などで自民党を批判する記事が、かなり多いという印象を受けます。

そのため麻生財務相兼副総理は、新聞をよく読む中高年は自民党に対して批判的になり、逆に新聞をあまり読まない若者は、自民党に対して批判的にはならず、むしろ支持者の方が多いと、語っているのだと思います。

安倍総理も平成29年(2017年)12月15日に、共同通信社で行った講演において、自民党への支持が少ない60代を、「ちょうど皆さんの新聞の愛読者層」と表現していたため、新聞をよく読む年齢層ほど、自民党に対して批判的になると考えているようです。

総務省の情報通信政策研究所が発表した、平成28年(2016年)における、平日1日の「新聞閲読時間」の平均は、10代が0.3分、20代が1.4分、30代が3.8分、40代が8.0分、50代が14.4分、60代が25.8分になります。

これを見ると麻生財務相兼副総理や、安倍総理が指摘するように、若者はあまり新聞を読まず、中高年になるほど新聞を読んでいるようです。

そうなると新聞の閲読時間と自民党の支持率には、何か関係がありそうな感じがしますが、例えばヤフーのトップページを見ると、各新聞社が配信した記事が掲載されております。

こういったインターネット上の、各新聞社が作成した記事の閲読時間も含めると、若者は中高年に負けず劣らず、新聞を読んでいると思うのです。

なお平日1日の「ネット利用時間」の平均は、10代が130.2分、20代が155.9分、30代が115.3分、40代が97.7分、50代が85.5分、60代が46.6分になります。

この中の10分~20分くらいを、インターネット上の記事を読むために使っているとしたら、若者の新聞の閲読時間は、中高年と変わりがなくなります。

このように考えていくと、新聞の閲読時間と自民党の支持率には、あまり関係がないような気がするのです。

そこでインターネットで検索をして、若者が自民党を支持率する理由について調べてみると、様々な分野の専門家の方が、独自の意見を述べております。

私もついでに意見を述べさせてもらうと、若者が自民党を支持するようになったのは、一人っ子が増えた事や、兄弟姉妹がいたとしても、その人数が減少している事が、影響を与えていると思うのです。

その理由としては出生順位と性格の研究によると、第一子と第二子以降の子供を比較した場合、第一子は伝統や秩序を守ろうという、保守的な価値観を持ちやすいのに対して、第二子以降の子供は革新的な価値観を持ちやすいのです。

ですから例えば有名な革命家の多くは、第一子ではなく第二子以降になるそうです。

日本は昔よりも一人っ子が増え、兄弟姉妹がいたとしても、その人数は減少しているのですから、総人口に占める第二子以降の割合はだんだんと減っていき、第一子の割合が増えていきます。

そうなると伝統や秩序を守ろうという、保守的な価値観を持つ方が増えていき、特に若者はその傾向が強くなります。

このようにして保守化した若者が、日本を代表する保守政党である自民党を支持するのは、必然的ではないでしょうか?
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  1. 2018/07/05(木) 20:36:56|
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