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日本という「ムラ社会」の中に、「世界に一つだけの花」が咲き始める



先日ニュース番組を見ていたら、シンガーソングライターの槇原敬之さんが、覚醒剤や危険ドラッグを所持していたとして、警視庁に逮捕されたというニュースが放送されておりました。

槇原さんが今回と同じように、覚醒剤の所持で逮捕されたのは、もう20年くらい前になるそうです。

これだけの年数が経過しても、依存から抜け出せないのですから、改めて薬物は怖いと思いました。

また20年くらい前に、槇原さんが逮捕された時のニュース映像を見ていたら、すっかり忘れていた昔の記憶が蘇ってきました。

懐メロ(懐かしのメロディー)を聞いて、忘れていた昔の記憶を思い出す事はあります。

しかし懐ニュー(懐かしのニュース)を見て、忘れていた昔の記憶を思い出す事は滅多にないので、なんだか不思議な気持ちでした。

今回の逮捕を受けて多くのテレビ局は、槇原さんの出演シーンをカットしたり、テーマソングを差し替えたりしております。

ただ作品には罪はないという事で、そのまま使い続けるテレビ局も、ごく一部はあるようです。

また作品と犯罪を分けて考えるべきか否かについて、討論しているテレビ番組もありました。

個人的には誰が作ったものかで、作品の価値を評価するのは、高いお金を出してブランドのバッグを買うのと同じように、あまり良くない事だと考えております。

ですから無名のアーティストが作った作品、または罪を犯したアーティストが作った作品でも、自分が素晴らしいと感じているのなら、これからも聞き続ければ良いと思うのです。

そういえば平成26年(2014年)2月頃に、「全聾の天才作曲家」や「現代のベートーヴェン」と呼ばれていた、佐村河内守さんの作品の多くを、ゴーストライターの新垣隆さんが作っていた事が発覚しました。

CDを買った方の中には、裏切られたと怒っている方がおりましたが、自分が素晴らしいと感じているのなら、新垣隆さんが作った作品として、これからも聞き続ければ良いと思うのです。

話が脱線したので元に戻すと、槇原さんの作品の中でもっとも好きなのは、SMAPに提供した「世界に一つだけの花」になります。

この曲のテーマは「人間の多様性を認めよう」、または「それぞれの個性を尊重しよう」だと思います。

しかし現実には多数派と違った特徴を持ったり、多数派と違った行動をしたりする方は、差別される場面が多いように感じるのです。

おそらく日本は昔より国際化が進んでも、ムラ社会から抜け切れていないからだと思います。

例えば芸能人が悪い事をすると、右向け右で皆が同じような批判をするのは、ムラ社会の名残だと考えております。

しかし今回の件に関しては、槇原さんを批判する方だけでなく、作品と犯罪を分けて考えるべきだと主張する方も出てきました。

こういった現象を見ていると、日本というムラ社会の中に、世界に一つだけの花が、少しずつ咲き始めたように感じます。
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  1. 2020/02/17(月) 20:12:33|
  2. テレビ・ラジオ

経済格差が拡大する「資本主義」、選挙のために人が殺される「民主主義」



先日新聞を読んでいたらアメリカで、社会主義に好意を持つ方が増えていると記載されておりました。

特にミレニアル世代(1980年代~2000年代初頭に生まれた方)は、その傾向が強いようです。

例えばギャロップ社が行った調査によると、ミレニアル世代については58%が、社会主義的政策は正しいと回答したそうです。

この理由について調べてみると、リーマンショック後の経済格差の拡大が、大きな影響を与えていると記載されておりました。

つまり一部の富裕層に富が集中している事に対して、不満を持っている方が増えているのです。

アメリカでの経済格差の拡大というと、平成23年(2011年)9月頃にウォール街で発生した、「ウォール街を占拠せよ」というスローガンのデモを思い出します。

この時にデモに参加していた方は、アメリカでは上位1%の富裕層に、富が集中していると主張しておりました。

あれから約9年が経過しましたが、社会主義に好意を持つ方が増えているという事は、富の集中は改善するどころか、むしろ悪化しているのだと思います。

また富の集中によって、生活が苦しくなっている方が、約9年前より増えているのだと思います。

こういった状況を受けて、社会主義に希望を見出す方に対して、政治家や経済学者などが、社会主義の問題点などを上から目線で語るのは、意味があるのでしょうか?

私だったら「バカヤロー、お前達がしっかりやらないから、経済格差が拡大しているんじゃないのか!社会主義に問題はあるけれども、お前達も問題がありありだよ」と、逆切れしたくなります。

また日本で同じような事が起きていない理由について、「日本は世界で最も成功した社会主義国」という、ゴルバチョフ元書記長のものと思われる言葉を使って、上から目線で解説する方がおりました。

これについても「バカヤロー、日本だって経済格差が拡大しているんじゃないのか!お金があれば面倒な裁判をドタキャンして、レバノンに逃亡できるんだぞ」と、逆切れしたくなります。

ところでここ最近は、アメリカと対立する組織や国の重要人物が、次々と殺されております。

そのひとりは令和元年(2019年)10月に殺害された、イスラム国(IS)の指導者のアブバクル・バグダディ氏です。

またイランのガセム・ソレイマニ司令官が、令和2年(2020年)1月に殺害されております。

なぜこのような重要人物が短期間の間に、次々と殺されているのかと思ったら、今年はアメリカの大統領選挙があるのが、大きく関係しているようです。

つまり現職のトランプ大統領が、選挙戦でアピールできる成果を増やすため、または自分の支持率を高めるため、これらの人物の殺害を命じたというのです。

これが事実だったら民主主義は、経済格差の拡大を招いた資本主義よりも、残酷な制度に思えてくるのです。
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  1. 2020/02/02(日) 20:39:30|
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